「高齢者交通死亡事故多発注意報」が発令されました(6月17日まで)

「高齢者交通死亡事故多発注意報」が発令されました(6月17日まで)

 県内では、6月5日から6月12日までの8日間に3件の高齢者交通死亡事故を含む4件の交通死亡事故が発生したことから、県では「高齢者交通死亡事故多発注意報」を発令されました。

 今年の県内における交通事故による死者は、17人(前年同期7人)で、このうち6割に当たる10人(同3人)が高齢者でした。

 梅雨の時期に入り、雨による路面状態の悪化と視界不良による交通事故や、日が長くなり、早朝や深夜の歩行者が増えることによる交通事故が発生するおそれが高くなります。

 ドライバーは、スピードの出し過ぎや、急ハンドル・急ブレーキをしないように心がけましょう。
 夕方は、早めにライトを点灯しましょう。
 歩行者も、暗い道では反射材をつけましょう。

「交通死亡事故多発注意報」および「高齢者交通死亡事故多発注意報」

 「交通死亡事故多発注意報」又は「高齢者交通死亡事故多発注意報」(以下、「多発注意報」と総称する。)とは、県内で交通死亡事故が一定期間に多発し、県民の日常生活や交通安全に不安を生じさせるおそれがある場合に、全県に発令して県民の交通安全意識を隆起するとともに、県、市町村、警察及び関係機関・団体が連携、協力して集中的に交通事故防止対策を推進することにより、早期に交通死亡事故の発生を抑止するものです。

【発令者】
 多発注意報は、秋田県生活環境部長が発令します。

【多発注意報の種別】

 「注意報」    県内全域を対象として発令する注意報です。
          県内において、10日以内に5件以上の交通死亡事故が発生したときに発令します。

 「高齢者注意報」 県内全域を対象として高齢者が死亡する事故が多発した場合に発令する注意報です。
          県内において、10日以内に3件以上の高齢者の交通死亡事故が発生したときに発令します。

【発令期間】
 発令の日から5日間です。ただし、交通死亡事故の多発傾向が継続している場合には、発令の期間を延長することがあります。