6.石井三友「醒者の塵筐」
三友は本名を長左エ門といい、文化5(1808)年2月黒土村に生まれ、明治23年11月82才で没した。繁昌記は、22巻(2巻欠)。塵筐は初編・中編・下編・陽暦録に分かれ、それぞれ五冊ずつ計20冊であるが、2冊が失われ、現在18冊合計820丁が残っている。いずれも郷土の歴史・民俗・行事・農業・見聞が書かれ、地方史を知る上でも貴重な史料といえる。江戸時代末から明治の初めにかけての貴重な記録となっており、「秋田叢書」にも収録されている。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 書籍 | 名称 | 「醒者の塵筐」 |
所在地 | 内川 |
指定年 | 昭和51年4月1日 |
サイズ | ― |
所有者 管理責任者 |
個人所有 |