32.両界曼荼羅

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「両部曼荼羅」ともいい、「金剛界曼荼羅」「大悲胎蔵生曼荼羅」という2種類の曼荼羅から成る。「金剛界曼荼羅」は「金剛頂経」、「大悲胎蔵生曼荼羅」は「大日経」という、密教の根本経典に基づいてつくられたもので、2つの曼荼羅とも密教の根本尊である大日如来を中心に、多くの尊像を一定の秩序のもとに配置している。密教の世界観を象徴的に表したもので、個々の仏の像を絵画で表したもののほか、1つの仏を1文字の梵字で表している。 また、「曼荼羅」は形容詞で「丸い」という意味があり、「円」は完全・円満などの意味があることから、これが語源とされる。この両界曼荼羅は、廃寺となった真言宗安養寺に伝えられたとされる。

種別 有形文化財
部門 絵画
名称 両界曼荼羅
所在地 馬場目
指定年 昭和53年3月22日
サイズ
所有者
管理責任者
個人所有