36.五城目焼「飴釉油瓶」
五城目瀬戸座の製品である五城目焼の特徴である黒い飴のような釉薬が口縁から胴のふくらみの真ん中あたりまで、やや厚めにたれている。また、小ぶりな瓶の器形は、やさしい線をつくり胴の最もふくれたところから口縁まですっきりとすぼまっている。素朴で可憐な感じがするが、底の高台の部分だけは強く安定感がある。頭髪を整えるための椿油をいれたもので、婦人が日常使用したものにふさわしい容器である。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 工芸品 |
名称 | 五城目焼「飴釉油瓶」 |
所在地 | ― |
指定年 | 昭和54年3月29日 |
サイズ | 高さ7.5×幅9.5cm |
所有者 管理責任者 |
個人所有 |