37.五城目焼「白釉すず」
五城目焼のすず(徳利)の優品である。その器形のふくらみと安定感は、日常雑器として使用される物としての使いやすさに通ずる。白釉も使いこなされた物のもつあたたかさのある白という感じであり、かかり方もちょうどよく全体にたれている。使用していたときのままに、麻縄がつけられた頭の部分も、胴部のふくらみとバランスのよい大きさと長さである。高台も小さいがしっかりしている。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 工芸品 |
名称 | 五城目焼「白釉すず」 |
所在地 | 馬場目 |
指定年 | 昭和54年3月29日 |
サイズ | 高さ25.2×頭の長さ7.0×最大幅(胴部)15.0×口径4.5cm |
所有者 管理責任者 |
個人所有 |