42.三石阿弥陀三尊塔

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中央は「南無阿弥陀仏」(122×55×43cm)、左は「観世音菩薩」(74×46×23)、右は「勢至菩薩」(89×38×34)とそれぞれ刻まれている。それぞれ信仰塔の上部には、中央に「キリーク」(阿弥陀如来)左に「サ」(聖観音)右に「サク」(勢至菩薩)の種字(密教の仏尊を象徴する一音節の呪文を梵字で表したもの)も刻まれている。仏像でいう阿弥陀三尊像を信仰塔にしたもので、極めて珍しいものである。彫りもよく、石は輝石安山岩の森山石が使われていて、岡本の東谷寺跡にあり森山信仰とも関係が深いと思われる。元文2(1737)年6月、沙門行心祐昌や西雲が建立したとされる。

種別 有形文化財
部門 考古資料
名称 三石阿弥陀三尊塔
所在地 小池
指定年 昭和55年3月12日
サイズ 南無阿弥陀仏:122×55×43cm
観世音菩薩:74×46×23cm
勢至菩薩:89×38×34cm
所有者
管理責任者
岡本町内会