49.朱彩壷②
中山遺跡出土の土器の優品のひとつである。朱彩壷①と違い、胴部のふくらみは狭く、やや太めの頸部につながっている。背の部分に、太い粘土紐をまわした線がアクセントになり、頸部に1ヶ所粘土を貼り付けた突起がある。口縁部が広がり、外に1本線がめぐらされている。全体の焼きあがりがやや赤みをおびた肌となっている。器体全体に、朱彩のあとが残っている。祭祀用の土器であるが、この種の器形はごく珍しいと言える。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 考古資料 |
名称 | 朱彩壷② |
所在地 | 高崎 |
指定年 | 昭和57年3月29日 |
サイズ | 高さ14.5×口径6.3×胴径9.0×底径6.3cm |
所有者 管理責任者 |
個人所有 |