56.福田笑迎「大江山屏風」

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笑迎は、字上町の福田甚助の長男として明治元(1868)年に生まれた。幼少から絵を描き11、12歳で文人画をものにしたという。慶応義塾に学び新聞記者として活躍するが、明治42(1909)年に世を去った。笑迎は、歴史や説話に取材した絵を好んで描いていて、人物の描法に独特のものをもっている。この「大江山屏風」は、笑迎の生家に伝えられ、現在も使用されているもので丹波国大江山に住んだという酒呑童子の伝説を、源頼光一行による酒呑童子退治の様子にして、順を追って6扇の絵にしている。

種別 有形文化財
部門 絵画
名称 福田笑迎「大江山屏風」
所在地 上町
指定年 昭和57年3月29日
サイズ 各扇:85.5×34.5cm
所有者
管理責任者
個人所有