105.山内村物成並諸役相定條々
五城目町内の江戸時代の村々に残る肝煎文書の中の、いわゆる「黒印御定書」で、日付は江戸中期の宝永2(1705)年酉11月のものである。はじめの部分には、本田・新田別に免の率をつけた高が、それぞれ藩の検地によったものが示され、おわりに当高とそれに対する物成(年貢)が示されている。そのあとに続く条々は、百姓としての心得と諸役(付加税と雑税)が書かれていて、当時の様子がわかる。肝煎に伝えられるこの文書は、最も大切な文書とされており保存がよく、特別につくった箱に納められていた。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 古文書 |
名称 | 山内村物成並諸役相定條々 |
所在地 | 富津内下山内 |
指定年 | 平成7年3月28日 |
サイズ | ― |
所有者 管理責任者 |
個人所有 |