117.絵馬「神功皇后図」
大きな桐材の絵馬である。町内には神功皇后図の絵馬が多い。協和町唐松神社の祭神が神功皇后で県内各地に「唐松講」があるが、本町でもそれぞれの集落に講中がある。多くの絵馬は、その講中から奉納したものと思われるが、これは秋田市辻氏の奉納絵馬である。絵馬師は荻津白銀斎勝章(文政4年~大正4年)で、秋田藩士の時江戸勤めとなり、狩野派の絵を習ったという。荻津家は代々絵かきであった。この作品は大変細密で出来がよい。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 民俗資料 |
名称 | 絵馬「神功皇后図」 |
所在地 | 内川 |
指定年 | 平成14年3月27日 |
サイズ | 56.0×88.0cm |
所有者 管理責任者 |
湯ノ又八幡神社 |