119.獅子頭
箱形で眉太く牙があり、頂上に菊花紋が浮き彫りされている。耳は両方とも失われている。舌は造りつけだが、鼻腔は大きく、頬の盛り上がりも大きく堂々とした印象である。麻糸の髪は補修したものであろう。以前調査した時は下顎の裏に「中村/奇立/市良兵衛」の刻字があったが、現在は厚く塗り補修をしていて確認できなかった。目・眉・菊紋は金、鼻腔・歯牙・口腔は赤、その他全体は黒漆で塗られているが、これは近年塗装したものと思われる。材質・製作年月日は不明である。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 民俗資料 |
名称 | 獅子頭 |
所在地 | 神明前 |
指定年 | 平成15年3月27日 |
サイズ | たて34.0×よこ28.5×高さ20.0cm |
所有者 管理責任者 |
五城目神明社 |