木工品

優れた素材と職人の手わざ
五城目箪笥(タンス) 木工品

時代が移り変わっても変わることなく続いてきた「市」の存在により、多彩な職人町としての伝統をもつ五城目にあって、とくに木工関連の技術は、豊富な木材資源にも支えられ、全国にその名を知られています。
その一つが、重厚な趣のある欅(ケヤキ)や美しい木目と色調の天然秋田杉を使った五城目箪笥(タンス
)に代表される和家具です。
江戸時代から、生活用品としての実用性、機能性を追求して磨き抜かれた技術は、独特の美しさをかもし出し、現代の名工(卓越技能賞)など、数々の栄誉に輝いています。
さらには、障子、屏風、欄間などの建具。 厳選された天然秋田杉を素材に、指物師の文字どおり、細かな手作業から生み出される組子細工は、見る者の目を釘付けにする繊細さと気品にあふれています。
書院障子、茶道裏千家にも納められている風炉先屏風など、日本の伝統美を伝える製品はもとより、要望に応じて、現代の和洋折衷型の住宅にも似合う新しいデザインでもつくられています。
また、生活用品や実用品だけではなく、「ホッ」と心が和む木の温かさが魅力のオブジェも多彩につくられています。秋田杉のもつ天然の木肌の美しさと香りのする木工芸品は全国的にも高く評価されています。

木工品に関するお問い合わせ:『五城目タンス組合』018-852-2041