ツキノワグマ出没に関する警報が発令されています![R6.9月]

県内で目撃情報が多数寄せられています。

秋田県では、ツキノワグマの目撃情報が例年より多く寄せられているため、「ツキノワグマの出没に関する警報」を4月18日から10月31日まで、期間を延長して発令しています。

近年では、山林付近のみならず、市街地周辺でも出没する事例が頻発しており、今まで出没のなかった地域でも警戒する必要があります。
朝晩の薄暗い時間帯に散歩や農作業などをされる際は特に注意が必要です。

クマによる被害を未然に防ぐためにも、今まで以上の警戒と対策の実施についてご協力をお願いいたします。

クマによる被害を防ぐために

〇野外で活動する際はあらかじめクマの出没情報を確認のうえ、常に2人以上で行動し、単独行動は慎みましょう。
 ・2人以上で山に入ったものの、その後各自で行動していた際に襲われたケースも報告されています。

〇夕方から早朝にかけて、クマはより活発に行動します。その時間帯の外出は出来るだけ避けてください。
 ・早朝に出かける際は、玄関をでるときにクマとはちあわせないよう注意してください。
 ・犬の散歩中に発生した事故もあります。犬を連れていても警戒を緩めないでください。 

〇山林や河畔林付近の農地など、目撃が多発している箇所や見通しの悪い箇所の周辺には近づかないようにしてください。
 ・川岸のやぶ沿いに移動していると思われるクマの情報が多くよせられています。
  山から離れていても、河川敷では特に注意が必要です!

〇鈴や笛、ラジオなどを身につけ、常に周りに音を出しながら行動しましょう。
 ・爆竹などは山に入る時だけではなく、定期的にならすようにしてください。
 ・蚊取り線香などの匂いが出るものは、音を鳴らすものと併用してください。

〇子グマを見かけても、そばには必ず母グマがいると考え、決して近寄らないでください。

〇クマの痕跡を見つけた場合は、その先には進まずに引き返しましょう。
 もし出会ってしまったら、あわてずゆっくり後ろにさがり、静かにその場から立ち去りましょう。

〇生ゴミや、果樹などを野外に捨てたり、放置しないでください。クマをその場所に引き寄せる原因になります。確実に除去してください。

〇桃やソバなどの農作物や栗、柿などの庭木など、クマが食べる実がなる木は収穫しないなら伐採し木を残したい・伐採できないならばクマが食べられないようにしましょう。(電気柵で囲う、トタンを巻く、こまめに実を拾うなど)。

〇市街地付近でクマを目撃したら市町村もしくは警察に通報するとともに、クマダスで目撃情報を確認するなど情報を共有しましょう。

クマの目撃情報をお寄せください。

クマを目撃した場合は、役場農林振興課までご連絡ください。
また、家の近くでクマを目撃したら、集落内でも情報共有をお願いいたします。

クマによる被害を未然に防ぐため、みなさまのご協力をお願いいたします。