17.菅江真澄「玉勝間拾珠抄」

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「玉勝間」は本居宣長の随筆集で、寛政6年から文化9年にかけて15巻が刊行されている。「玉勝間拾珠抄」は、玉勝間を読んだ真澄自身の解釈・感想などの半紙63丁の自筆本で、目次には1章から12章まであり、各章が「玉勝間」の各巻に相当していることから、真澄は終巻までは読んでおらず、12巻までであったと思われる。また、富津内は真澄の足を留めたところと思われる。真澄は、享和2年1月五城目から阿仁へ文化元年3月阿仁から五城目を通り久保田へ、文化6年夏五城目に逗留、文化7年1月谷地中に逗留、五城目から阿仁へという旅をしているが、このときのいずれかのときに委ねたものと思われる。なお、玉勝間拾珠抄は未発表の著書である。

種別 有形文化財
部門 書籍
名称 菅江真澄「玉勝間拾珠抄」
所在地 富津内
指定年 昭和52年3月31日
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