31.獅子頭
獅子神楽は、獅子頭を奉じて戸毎をおとずれ、祈祷をしたり、一種の能を演じたりするものである。番楽と同じ系列の神楽である。獅子舞、権現舞とよばれているが、芸能の獅子舞とは全く別のものである。ここに示した獅子頭は伊勢流神楽に用いられたもので、外側の彩色はすっかり消えてしまっているが、重厚で素朴な形をしている。それだけに迫力がある。これは副川神社の祭礼に昔用いられたものらしく、寛文元(1789)年酉5月13日、倉光孫兵衛道友の銘がある。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 彫刻 |
名称 | 獅子頭 |
所在地 | 浦横町 |
指定年 | 昭和53年3月22日 |
サイズ | 34.5×27×20cm |
所有者 管理責任者 |
個人所有 |