44.大市比売命神像

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五城目市の市神は、菅江真澄や石井三友の記録にあるように、また馬場目町村から市が移った伝説にあるように、ご神体は市の場所を示す八角の辻柱だった。辻柱は小池町と御蔵町の境目の十字路の真ん中に立っていた。しかし、時代が進んで市神社が建てられると、神社にふさわしいご神体が必要になった。ここに示した神像は、市姫と呼ばれる大市比売命で、馬にのっているのは珍しい。台高5cm、像高25cmの木彫で江戸時代後期頃のものと考えられる。全体にまだあざやかな彩色がそのままである。また、市神社は五城目最古の神社山王社のあった高性寺境内にあった。

種別 有形文化財
部門 彫刻
名称 大市比売命神像
所在地 下タ町
指定年 昭和56年3月31日
サイズ
所有者
管理責任者
個人所有