58.車箪笥
本体上部は、印籠に錠前がついた大きな長持(蓋付きの衣類や調度の収納具)になっており、下部は引き戸をあけると引き出しがついていて、頑丈な木の車がついている。環の金具は、綱をつけて曳き出すためあるいは棹を通して2人で担いで運ぶためのものである。この車箪笥は杉材で作られていて、五城目で製造されたものと考えられ、江戸時代中期・末期の五城目の手工業の歴史の大切な資料となるものである。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 工芸品 |
名称 | 車箪笥 |
所在地 | 上樋口 |
指定年 | 昭和58年3月12日 |
サイズ | 長さ約150×幅・高さ約6cm |
所有者 管理責任者 |
五城目町 |