114.歌代家墓碑
歌代家の墓碑は、久保自性院にあり、中でも歌代與左衛門の墓碑が最も古い。與左衛門は、京の新しい鋳物技術をもってきて、これまでの金屋座の技術革新をした名工と言われている。歌代氏の始まりは、1338年9月に金屋五郎左衛門とともに五城目入りした藤原国広で、1559年、京から鋳物師歌代氏與左衛門が金屋座にやってきて後継ぎのない藤原氏の人間になり、藤原氏は歌代氏を名乗るようになった。金屋座は、久保地区を転々としたようであるが、正確な場所は分かっていない。また、刻まれた文字は風化が進んでおり、はっきりと読み取ることはできない。
| 種別 | 有形文化財 |
|---|---|
| 部門 | 歴史資料 |
| 名称 | 歌代家墓碑 |
| 所在地 | 久保 |
| 指定年 | 平成13年2月27日 |
| サイズ | 高さ65.0×幅18.0×奥行16.0cm |
| 所有者 管理責任者 |
自性院 |




