121.伝佐竹曙山筆「絹本着色山百合紫陽花図」
8代秋田藩主佐竹義敦(1748-85)は、角館城主佐竹義躬とともに小田野直武を江戸にいる平賀源内のところへ派遣し、「秋田蘭画」の源をつくった。その後、自身も直武から洋風画を習い、曙山の名で「湖山風景」「竹に文鳥」「松に唐鳥」などの名作を残すとともに、日本の本格的な洋画技術研究書『画法綱領』を著した。この作品は、代表作「燕子花にナイフ図」に似た構図で曙山の作品であると思われるが落款などがないため、「伝」とする。
種別 | 有形文化財 |
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部門 | 絵画 |
名称 | 伝佐竹曙山筆「絹本着色山百合紫陽花図」 |
所在地 | ― |
指定年 | 平成15年3月27日 |
サイズ | たて88.6×よこ35.5cm |
所有者 管理責任者 |
了賢寺 |