陶芸

土のぬくもりが生活に伝わる
陶芸
五城目瀬戸座は、天正15年8月美濃国から5人の陶工が移ってきて始めたといわれる。ちょうど砂沢城を築き、城下に「市」を設けたころである。天正15年創業は東北地方の美濃系の窯としては最古のものであり、白岩焼と技術の交流もあったとされている。しかし、窯の火は、明治40年頃に消えてしまい、作られていた焼きものは時代の急速な展開にともなって、多く失われてしまった。
現在まで、窯跡が確認されているのは、羽黒前(砂沢城周辺)の一か所だけであり、その付近では、良質な白い陶土が見られる。
歴史的価値のある焼き物は、「文化の館」に展示されており、文化財に指定されているものを多くある。

三温窯

  
三温窯 外観                三温窯 商品
昔の五城目瀬戸座に興味を持ち、当町で焼き物を作成している「三温窯」の佐藤秀樹さんは、「日々の暮らしの中で「器の温もり」が使い手と作り手の気持ちを温め合えるような、味わいのある使い易い器作りを目指している」と語る。

住所

〒018-1723
秋田県南秋田郡五城目町上樋口字樽沢175

連絡先

電話番号:018-852-9028